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作者
田能村 直入(たのむら ちょくにゅう)
作品名
「幽林佳趣図」
技法
水墨画
形態
掛軸
素材
絹地に墨
サイズ
縦幅
全体:タテ192×ヨコ53cm
※縦の長さは上部の掛ひもを含みません。横幅の長さは軸先を含みません。
(作品:タテ115.8×ヨコ36.8cm)
状態
表装の裏部分(総裏)にヤケ・シミ・シワ・多少の肩の隙間があります。
画中に経年による多少のヤケがありますが、鑑賞には問題ない程度です。
表装にヤケ・シワ・反りがあります。
備考
軸先は骨軸製です。
平尾竹霞(ひらお ちっか、1856-?)(田能村直入の弟子)による鑑定箱です。
※鑑定箱とは、作者本人ではなく弟子や親族、または関連する絵師によって
作品が鑑定され、箱書きをされたものです。
お薦めの季節
年中
【略歴】
田能村 直入(たのむら ちょくにゅう)
文化11年(1814年)-明治40年(1907年)
豊後国(現大分県)に生まれる。
名は癡(ち)。
字は顧絶(こぜつ)。
号は直入、小虎、小虎散人、笠翁居士、画仙堂、忘斎、幽谷斎、山樵、青湾漁老、飲茶主人、青椀、青入山樵など。
田能村竹田に画を学び、篠崎小竹に儒学を学ぶ。
その後、田能村竹田の養子となる。
京都府画学校の設立に参画(明治13年開校)。校長に就任するなど後進の育成に尽力する。
明治29年には鉄斎らと共に日本南画協会を設立。
近代日本画、南画界に多大な貢献を示した。
明治40年(1907年)歿。93歳。
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