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作品情報

(古画) 西山 完瑛(にしやま かんえい)「美人図画賛」(大坂:大阪)

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作者
(古画) 西山 完瑛(にしやま かんえい)

作品名
「美人図画賛」

技法
日本画

形態
掛軸

素材
絹地に岩絵の具

サイズ
アンドン形(縦型と横型の中間の形)
全体:タテ146×ヨコ43.6cm
※縦の長さは上部の掛ひもを含みません。横幅の長さは軸先を含みません。
(作品:タテ47.6×ヨコ34.5cm)

状態
表装の裏部分(総裏)にシミ・ヤケ・浮き・小剥がれがあります。
画中に経年による多少のヤケがあります。
表装に多少のシワ・反り等がありますが、いずれも鑑賞には問題ない程度です。
※古画のため、あえてそのままの状態にしています。

備考
軸先は漆塗り製です。

合せ箱です。
※合せ箱とは、作者本人による箱書きがないものを言います。
元々の所有者が箱にタイトルを書いている場合や、何も書いてない場合があります。

画賛部分:
香衩當筵火色烘妑頭嬌態暖
春風坐間偶有東来客指道京
華一種紅
  右画餅居士詩 完瑛併書

香衩(こうさ)筵に当たり火色烘(こう)す 妑頭(はとう)嬌態春風を暖む 坐間たまたまあり東来の客 指して道(い)ふ京華一種の紅と
 右は画餅居士詩 完瑛(かんえい)併書す

(訳)
美しい着物の女性が宴席に連なると、赤い前垂れが鮮やかだ。仲居のなまめかしい姿は、春風のような暖かさがある。ちょうど席に江戸からきた客がいて、彼女を指して「京の店にいる女性はみなこんな風だ」と言っていた。

※画餅居士・・・中島棕隠(そういん)(1779―1855)の別号。江戸期の儒者・漢詩人。
※西山完瑛が中島棕隠の作った詩を書き、絵も併せて描いています。

お薦めの季節
年中

【略歴】
西山完瑛 にしやまかんえい

天保(てんぽう)5年(1834年)-明治30年(1897年) 
幕末-明治時代の儒者。
天保(てんぽう)5年、大坂に生まれる。
名は謙。字(あざな)は子受。通称は謙一郎。
後藤松陰に儒学を学び,父の西山芳園(にしやまほうえん)に絵をまなぶ。
播磨(はりま)(兵庫県)の明石(あかし)藩につかえた。
明治30年死去。64歳。

※実際の画像に近い状態ですが、ご覧頂いているモニターによって色・質感が異なって見える場合がございます。また、照明の関係で額装のガラスに撮影スタッフが写り込んでいる場合があります。あらかじめご了承ください。

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