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作者
円山 応震(まるやま おうしん)
作品名
「神功皇后・武内宿禰図」
技法
日本画
形態
軸装
サイズ
絹本 尺八寸(縦幅)
全体:タテ197.3×ヨコ64.6cm※横幅は軸先含みません。
(作品:タテ104×ヨコ51cm)
状態
表装の裏部分(総裏)の上部にシミ・ヤケがあります。
画中右側にごくわずかの薄い点ジミがありますが、その他目立った痛みなく良好です。
備考
軸先は象牙軸です。
合せ箱です。
※合せ箱とは、作者本人による箱書きがないものを言います。
元々の所有者が箱にタイトルを書いている場合や、何も書いてない場合があります。
お薦めの季節
無季
※神功皇后(じんぐうこうごう)…日本の第14代天皇である仲哀天皇の皇后。天皇崩御に際し、遺志を継ぎ、熊襲(くまそ)征伐を行う。後に海を越えて三韓征伐をしたとされ、軍神と称される。応神天皇の母。
※武内宿禰(たけのうちすくね)…景行・成務・仲哀・応神・仁徳の5代の天皇に仕えたとされる、古代日本の伝説上の人物・忠臣。画中抱いている子は応神天皇。
※本作は天保5年(=甲午・1834年)、45歳時に描かれた作品です。
【略歴】
円山 応震(まるやま おうしん)
寛政2年(1790年)~天保9年(1838年)
江戸後期の画家。円山派三代目の絵師。
円山応挙の次男・木下応受の子として生まれるが、のちに応挙の長男・円山応瑞の養子となる。
字は仲恭、別号に百里・星聚館・方壷子。京都に住した。
天保9年(1838)歿、49才。
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