根上富治(ねあがりとみじ) 「牡丹」尺八寸 (山形県)

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作者
根上富治(ねあがりとみじ)

作品名
「牡丹」尺八寸

技法
日本画

形態
軸装

サイズ
絹本　尺八寸(横幅)
全体:141.5×66.5㎝※軸先含みません(作品:44×ヨコ50.5cm)

状態
画中にわずか小じみがありますが鑑賞には問題のない程度です。
天（表装の上の生地）と肩（表装の最上部の部分）、
総裏（表装の裏側の和紙の部分）にシミがあります。
地（表装の下の生地）に少しヤケがあります。

備考
軸先は象牙です。
※太巻き（軸を巻くときにあてがう木製の芯棒。折れや絵の具の剥離を軽減する）付き。

共箱です※二重箱付き。
※共箱とは:作者自身のサインがされ、作品名と押印がされた箱のことです。

【略歴】
根上　富治(ねあがり　とみじ)

1895年(明治28年)～1981年(昭和56年)
山形県に生まれる。本名は富治(とみはる)。
東京美術学校(現東京芸大)卒。結城素明に入門し、大正11年、帝展で「飼鷹」が特選となる。
昭和13年には日本画院の創立に尽力、同人となる。享年85歳。

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