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作者
土佐 光貞(とさ みつさだ)
作品名
「夏秋草花小禽図(双幅)」 各尺八寸
技法
日本画
形態
軸装
サイズ
絹本 各尺八寸(縦幅)
全体:214.5×67㎝※軸先含みません(作品:128.2×ヨコ51.3cm)
状態
向かって右側の「秋草に小禽図」の表装の裏部分(総裏)にシミ・シワ・ヤケ、画中全体に小シミがあります。
また、同「秋草に小禽図」の向かって右側の軸先に欠損があります。
二幅とも表装に多少の内反りがあります。
二重箱の角に数か所欠損があります。
いずれも鑑賞には問題ない程度です。(写真をご参照ください)
備考
軸先は象牙軸です。
合せ箱です。
※合せ箱とは、作者本人による箱書きがないものを言います。
元々の所有者が箱にタイトルを書いている場合や、何も書いてない場合があります。
【略歴】
土佐 光貞(とさ みつさだ)
元文3年(1738)~文化3年(1806)
土佐光芳の次男。字は士享、号は廷蘭。
江戸中期~後期の土佐派絵師。
宝暦4年(1754年)分家し、禁裏絵所預となる。
その後、寛政4年(1792)に従四位下、享和2年(1802)に従四位上に叙せられた。
清凉殿の障壁画を等を描く。享年69。
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