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作者
作者不詳
作品名
「織部蓋物 菓子器」
技法
織部焼
形態
菓子器
【織部焼】
千利休の弟子であった大名茶人、古田織部の指導で創始され、織部好みの奇抜で斬新な形や文様の茶器などを多く産した。
南蛮貿易で中国南方からもたらされ、茶人たちに珍重された交趾焼(華南三彩)を元にしたと考えられる。
大量生産のため、陶工加藤景延が唐津から連房式登窯を導入したと伝えられる。
代表的な窯としては、元屋敷窯が挙げられる。
開窯直後の慶長年間が最盛期で、優品の多くはこの時期に造られた。
織部焼には京風の意匠が用いられたことや、1989年京都三条の中之町から大量の美濃焼が発掘されたことから、ここから美濃へ発注されていたことが想定される。
三条界隈には「唐物屋」と呼ばれる、陶磁器や絵画、染織を売る道具屋が軒を連ねており、織部焼もここで売られていた。
釉薬の色などにより、織部黒・黒織部、青織部、赤織部、志野織部などがあるが、緑色の青織部が最も有名である。
織部黒・黒織部は茶碗が殆どであり、それ以外は食器類が大半を占める。
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