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作者
九代 長岡 住右衛門 (ながおか すみえもん)(長岡 空味)
作品名
「茶碗」 九代長岡 住右衛門作
時代
明治~昭和
技法
出雲楽山焼
形態
茶碗
【略歴】
9代 長岡 住右衛門<ながおか すみえもん>(長岡 空味<ながおか くみ>)
明治7年(1874年)~昭和35年(1960年)島根県に生まれる。
通称住右衛門。
号は空味。
1716年頃、松江藩主松平不昧候が同地の焼き物であった楽山焼(4代加田半六の頃)廃絶の危機に対し、布志名焼陶工であった住右衛門を招いて5代楽山焼窯主として再興を模索したのが始まりである。
以降長岡住右衛門を継承して代々松江藩の御庭焼として制作を続けている陶家で楽山焼の9代目、また長岡住右衛門としては5代目となる。
現在は代数の多い9代長岡住右衛門と称す方が通例となっている。
高麗写、李朝写など極めて名品の茶碗を中心とした茶陶を守り出雲楽山焼の中では近世の名工とされている。
昭和35年歿。
享年86歳。
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