価格:98万円(980,000円)(税込)
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作者
(古画) 谷文晁(たに ぶんちょう)
作品名
「青緑山水」
技法
日本画
形態
掛軸
素材
絹地に岩絵の具
サイズ
縦幅
全体:タテ226.5×ヨコ90.5cm
※※縦の長さは上部の掛ひもを含みません。横幅の長さは軸先を含みません。
(作品:タテ142×ヨコ71.7cm)
状態
表装の裏部分(総裏)にヤケ・シミ・シワがあります。
画中にヤケ・シミ・シワがありますが、鑑賞には問題ない程度です。
表装に経年によるヤケ・シミ・シワ・反りがあります。
※表装の左上部分から画中にかけてにシミ跡があります。(写真をご参照ください。)
備考
軸先は象牙軸です。
佐竹永陵(谷文晁の研究家・鑑定家)による鑑定箱です。
※鑑定箱とは、作者本人ではなく弟子や親族、または関連する絵師によって
作品が鑑定され、箱書きがされたものです。
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【略歴】
谷 文晁 たに ぶんちょう
宝暦13年(1763年)-天保11年(1840年)
江戸に徳川田安家の家臣で漢詩家の谷麗谷の子として生まれる。
本名は正安。
号は文朝、写山楼、畫學斎(画学斎) 、無二斎、無二庵。
幼少期より狩野派の画家加藤文麗に画を学び、その後、渡辺玄対に師事する。
大阪の釧雲泉、長崎の張秋谷に学んで南宋、北宋の中国画を修得。
鈴木芙蓉の作品に私淑するなど古画の模写を基本としながらも蘭画の技法なども取り入れた文晁様式の絵画世界を確立。
父の後を継いで田安家に出仕し図録集「集古十種」の編纂に従事、また古画の模写などを担当。
画塾「写山櫻」を開いて多くの門下を集め、その中でも渡辺崋山、椿椿山、立原杏所など優れた南画家を輩出、関東随一の文人画家としてその名を轟かせた。
天保11年歿。77歳。
佐竹永陵 さたけ えいりょう
1872-1937 明治-昭和時代前期の日本画家。
明治5年生まれ。佐竹永湖に師事し,その養子となる。日本美術協会や文展などに出品して受賞。
明治39年、日本南宗画会を松林桂月らと結成。
昭和12年死去。66歳。東京出身。旧姓は黒田。本名は銀十郎。別号は寫山畫房、巍々堂。
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